撃勢が実装されてから、盗賊編成は大人気ですね!
皇甫嵩の実装により、最前線は皇甫嵩と盗賊に二極化していて、その強さがさらに際立っています。
関銀屏の盗賊編成はスタダからの転換も簡単で、早期戦争でも大活躍です。
カチカチな皇甫嵩編成よりも、さらにダメージを与えることが難しいと言われる程の盗賊も存在するようです。
なぜ盗賊は強いのか?この記事では、盗賊の強さの秘訣を考察します。
盗賊のテンプレ編成
弓呂布 撃勢 一騎当千
張機 草木皆兵 重整旗鼓
孫権 始計 渾水摸魚
いくつか種類があるけど、実際に戦ったり戦歴を見た中で1番強かった方の盗賊はこれですね。
弓呂布固有の謎発動率が気になりますが。本営が関銀屏でも強力です。
関銀屏 撃勢 一騎当千
張機 草木皆兵 重整旗鼓
龐統 始計 渾水摸魚or妖術
本営と前衛の選択肢は、関銀屏と龐統もあります。
孫権との違いは、回避を維持する必要が無いので妖術でもOKな所ですね。
でも暴走は思い通りにならないので、好みが別れます。
撃勢の超火力
撃勢の火力アップ効果はもう本当にぶっ壊れ性能です!
撃勢の効果は、2種類の効果を毎ターン65%の確率で発動する、というものです。
- 自身の攻撃ダメージが50%増加
- 自身の攻撃時、敵軍の防御を40%無視
これはレベル10での数値です。
発動率が高いので片方だけでも強力ですが、両方同時に発動可能なんですよね。
ここが壊れ戦法と言われる理由です。
大三国志での発動率65%って、めちゃくちゃ高いですよね。
弓呂布や関銀屏に持たせれば、戦法によるダメージだけで安定して2万を超えます。
始計で確実に強力な補助
始計には複数の効果があって、それぞれがとても強力です!
持っていれば、必ず一軍二軍編成に入ってくるほど強力です。
まずは始計の効果を簡単に確認します。
始計の効果は全て強力!特に洞察が肝!
盗賊の安定感の肝は、始計です。
始計は複数の効果があり少し分かりにくい戦法なので、どんな感じの効果があるのか知っておきましょう。
- 自身の行動前に、自軍本営が与える1回のダメージが20%〜増加(知略の影響を受ける)。
- 敵軍の最多兵力の武将が与える1回のダメージが30%〜低下(知略の影響を受ける)。
- 自身がダメージを受けると、洞察になる。
これらはレベル10時の数値です。
全て戦闘開始後4ターンという制限がありますが、それでも非常に強力です。
1.自身の行動前に、自軍本営が与える1回のダメージが20%〜増加(知略の影響を受ける)。
知略が高ければ60%くらいまで上がります。
自身と本営武将の速度により、効果ターンが変わります。
本営の速度の方が高い場合は1~4ターン、自身の速度の方が高い場合は2~5ターン、になります。
絶対にやめた方が良いですが、本営が準備ターン有りの攻撃戦法しか持たない場合は、1ターン目の与ダメ増効果が無駄になるので、自身の速度を上げた方が良いですね。
また1回しか効果がないので、通常攻撃と追撃の関係上、追撃には発生しません。
お分かりかと思いますが、対象が複数の主動戦法との相性が良いです。
2.敵軍の最多兵力の武将が与える1回のダメージが30%〜低下(知略の影響を受ける)。
そのターンに1回発動します。知略が高ければ90%まで上がります。
大三国志でのダメージの増減は90%でほぼ打ち止めなので、注意しましょう。
メイン火力武将は兵力が残りやすいように編成されるので、あまり気にしなくても敵軍火力武将を狙ってくれます。
3.自身がダメージを受けると、洞察になる。
この洞察が、始計の効果の中で最も重要です。
自身の行動前にダメージを受けると洞察になります。
これは、そのターン内で最初にダメージを受けた瞬間に洞察になるので、霊帝や黄月英の固有戦法によるダメージでも発動します。
また、指揮戦法や主動戦法により既に猶予や混乱状態であっても、洞察になります。
行動順が遅く、敵との距離が近いほど洞察になる確率が高くなるので、この点も上記1.の速度と同様に注意して考えましょう。
始計の洞察により、補助戦法が安定する
孫権や龐統の固有戦法は非常に強力です。
そのため、洞察により確実に行動出来るというだけで、部隊の耐久力が飛躍的に上昇します。
盗賊の場合は孫権 龐統 渾水摸魚という強力な補助戦法を、敵に阻害されること無く発動出来るので、戦果が非常に安定します。
盗賊編成の場合の、始計持ち武将の速度調整
本営武将と始計持ち武将、どっちの速度を高くしようかな?
洞察にさせたいから、始計持ち武将の速度は遅い方がいいんだよな〜
でも本営より始計持ち武将の速度の方が高いと本営火力アップが2~5ターンになるんだよな〜
と思いますよね。
この悩みについて、ゆるっと大三国志として考えました。←ここ重要。
盗賊の場合は、始計持ち武将の速度は上げない!
盗賊編成のテンプレは、弓呂布と関銀屏です。
まず、どちらの固有戦法も準備ターン無しなので、本営武将の速度をわざわざ下回る必要はありません。
一騎当千が準備ターン有りな点が気になると思いますが、弓呂布の場合は速度が高く、そして一騎当千の発動率は低いです。
なので、頑張って弓呂布の速度を上回っても、得られるメリットはとても小さいです。
関銀屏の場合は、関銀屏の速度が遅すぎるし、遅くてもちゃんとメリットがあります。
ぶっちゃけ、基本的にほとんどの大三国志プレーヤーは、無理して速度調整してもあんまり変わんないです。
本営 弓呂布or関銀屏
テンプレとしておすすめ出来る本営火力は、弓呂布と関銀屏です。
始計は1ターンに1度だけ、最初のダメージにしか影響しません。
そのため、対象が複数で準備ターン無しの固有戦法が望ましく、この2人が該当します。
弓呂布
弓呂布の場合は速度がとても高いため、無理して速度調整する必要はありません。
1ターン目から始計と撃勢の効果の乗った固有戦法により、大ダメージを狙いましょう。
1度発動すれば敵軍複数を半壊に出来るので、非常に強力です。
唯一、反計之策による主動戦法の減ダメが怖いです。
それでも、撃勢によって通常攻撃も強化されるので、それなりのダメージは期待出来ます。
関銀屏と比べると、速攻型のイメージです。
関銀屏
関銀屏の場合は速度が低いため、始計の与ダメ増効果が2~5ターン目に発揮されます。
そのため反計之策は驚異ではありますが、弓呂布よりはマシです。
始計の与ダメ増効果が一騎当千に発動する事はなく、必ず固有戦法に発動する所が少しうーん…な点です。
しかし、関銀屏の固有戦法は毎ターン必ず発動し、兵種技能により後半弓兵に対して大幅火力アップがあります。
非常に安定した高火力を発揮出来るので、始計の火力増が一騎当千に発動しない事は、そんなに気にならないと思います。
弓呂布と比べると、少し持久型のイメージです。
前衛 孫権or龐統
テンプレとしておすすめ出来る前衛は、孫権と龐統です。
始計とセットでの編成が前提のため、
- 強力な固有戦法を持つ(主動)
- 始計は知略依存のため、知略が高い
- ダメージを受けてから洞察になるため、速度が低い
これらが必要になります。
他にも候補はいますが、この2人はずば抜けて優秀です。
孫権
孫権は知略が高くなくて、速度が結構高めです。
始計とはあまり相性が良くなさそうですが、そんなのはどうでも良くなるくらい固有戦法が強力です!
洞察との相性がめちゃくちゃ良いです。
盗賊は本営の火力に依存するため、本営が猶予や混乱になると苦戦します。
そのため、孫権固有による弱体解除が非常に効果的です。
また、孫権固有による回避は回数制限がありますが、渾水摸魚の混乱により回避回数が維持しやすいので、こちらも相性抜群です。
孫権 始計 渾水の場合は、攻撃を受けない事により、耐久力を確保します。
そのため、物理騎馬などの手数が多い敵を苦手とします。
龐統
龐統は固有戦法、高い知略、低い速度、どれも優秀です。
孫権との違いは、敵軍の与ダメージを低下させることにより耐久力を確保する事です。
そのため、渾水だけでなく妖術とも相性が良いです。
龐統固有により、物理騎馬にも対応できます。
本営が関銀屏の場合は、弓呂布と比べて瞬発力が低く、敵軍兵力の減りが遅いです。
なので、長期戦を見越して龐統 妖術で耐久力を確保するのも良い組み合わせです。
中衛 自由に見えて超重要な補助枠
テンプレでは、張機 草木 重整という完全な補助です。
孫権や龐統の固有戦法発動までをどう耐えるか?と考えると、やっぱり張機一択です。
避其鋒芒、無心恋戦、戦必断金、反計之策、これらでは部隊全体を保護出来ません。
漢董卓も全体を保護出来ますが、始計のバフによる大ダメージが重要なので、始計効果中に自軍の火力が大幅に低下するターンがあるため、候補から外れます。
劉備を配置する場合は、必然的に関銀屏 劉備 龐統で8ターンじっくり戦う編成になるため、盗賊のコンセプトから外れると思います。
この場合は、始計ではなく方圓を使用した蜀歩としての運用の方が、確実に強力です。
張機がいない場合は、双封殺しかない
上で少し触れましたが、張機がいない場合は、前半の自軍全体の保護が出来ません。
張機の良い点は、自軍全体の減ダメと、更に自軍全体の被ダメ時に回復が出来る点です。
張機の代わりに避其で減ダメを意識しても、自軍の保護は出来ません。(無心は始計と衝突するため使用不可)
漢董卓の自軍全体減ダメは強力ですが、始計の火力増効果をものすごく邪魔するので使えません。
そして、減ダメしてもダメージは蓄積していきます。
なので、臆病と猶予による双封殺を狙うしかありません。
臆病に関しては、戦必断金が適任です。
大賞神兵によるバフが無い点と、戦必よりも臆病効果ターンが短い点から、呂蒙はイマイチです。
猶予も同じ理由で、反計よりも弓諸葛の方が適任です。
張機の代わりに弓諸葛と戦必の2枠使用しなければいけないので、張機の優秀さがよく分かります。
張春華も猶予持ちですが、弓諸葛と反計之策との違いは、主動戦法である事です。
主動戦法では前半確実に猶予にする事が出来ないからです。
盗賊編成全体を通して見た時の強さ
ここまでは、盗賊をバラして1点ずつ見てきました。
部隊全体としてはどう噛み合っているのか?について見ていきます。
攻撃面
本営の火力担当武将は、撃勢により毎ターン強力な火力バフを高確率で受けます。
また、本営は始計による火力バフも受けます。
受動と指揮なので、衝突せずに二重に火力バフを得られます。
始計による火力バフは、1~4ターン、もしくは2~5ターンにそれぞれ1回のみです。
そのため、本営の固有戦法は主動戦法、準備ターンなし、複数対象、のものが望ましいです。
この点から、弓呂布と関銀屏がテンプレに採用されています。
受動と指揮の衝突しない火力バフと、それを生かすための固有戦法をもつ武将が、キレイに組み合わされています。
単純ですが、二重バフはめちゃくちゃ強力で、基本中の基本です。
攻撃面は、知ってさえいれば理解しやすい部類の組み合わせですね。
耐久面
張機による前半ダメージの軽減がまず強力です。
張機固有が機能している3ターンの間に、敵の兵力をガッツリ削る事で、敵軍兵力の減少によって敵軍の火力が下がるので、結果的にこちらの耐久力が上がる!って事です。
(長いけど頑張って読んで!)
関銀屏の場合は、張機固有の効果中に敵軍の前衛と中衛を崩壊させます。
その間の敵軍本営の攻撃は始計により弱める、って感じですね。
また始計による洞察効果で、孫権や龐統の固有戦法が阻害されずに発動出来ます。
始計効果中1~4ターンは、物理騎馬や大賞神兵などの効果により強力な攻撃が飛び交います。
そのタイミングで孫権や龐統の固有戦法を阻害されずに発動出来るのは、大きな耐久力の確保となります。
彼らの気分によるけど……うん。
始計の敵軍与ダメ減効果と、張機固有が衝突しない点も考慮されています。
これは減ダメ版の双封殺って感じですね。
また始計の減ダメ効果は、敵軍最多兵力の武将に発動すると決まってます。
関銀屏の攻撃は本営まで届かない事から、ほぼ確定で敵軍本営に大幅な火力減を与えられるのでお得です。
中衛の張機、または代替武将は、編成的に知略の高い武将が起用されるはずです。
そのため、回復戦法も持たせやすく、耐久力を高めやすいです。
盗賊テンプレの強さの秘訣まとめ
ズラーッといっぱい見てきたので、見返すと文字の多さにクラクラしますね……
なので、最後に簡単にまとめます!
- 撃勢による強力な本営の自己火力バフ(受動)
- 始計による本営確定の火力バフ(指揮)
- 始計の火力バフを活かす弓呂布と関銀屏の固有戦法
- 始計の洞察により孫権固有 龐統固有 渾水 妖術を阻害されない
- 張機の全体保護による耐久力の確保
こんな感じですかね〜テンプレって意外とごちゃごちゃしてませんよね。
テンプレが組めなくても、テンプレの強さの秘訣を知る事で、自分でしっかりと戦える編成を作れるようになります!
大三国志はガチ勢じゃなくても楽しめます!
ゆるっと楽しみましょ〜